青浦区の防範区で、新型コロナ無症状感染者3人を確認

防範区で無症状感染者

青浦区徐泾鎮が中リスクに

 　上海市政府は５月19日（金）、青浦区徐泾鎮の防範区において、３人の新型コロナウイルス無症状感染者を確認したと発表。同区徐泾鎮迮庵村が新型コロナウイルス感染症中リスク区域に指定され、３人が訪れた場所は封鎖・消毒作業が進められている。

　この３人は親子で、直近14日間では、住居近くの商業施設やスーパーを利用していた。市政府発表によると、現在、防範区で感染者が発見された場合は、従来の低・中・高リスク区域指定に基づき、防疫処置を実施する。その他エリアの封控区・管控区・防範区に関する外出規制に変わりはないという。（５月20日）

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公共交通機関再開へ

乗車に陰性証明必要

 　上海市交通委員会は５月19日（木）、今後、市公共バスや軌道交通、タクシーなどの交通機関を利用する際は、48時間以内のＰＣＲ検査陰性証明が必要になることを明らかにした。

　交通機関を利用できる条件はほかに、健康情報ＱＲコード「健康码」が緑色であること、体温が37度３分以下であること、マスクを付けていることの３つ。また乗車時には、車両にある「場所码」をスキャンすることも求められている。

　市では22日（日）から、軌道交通３、６、10、16号線と、公共バス２７３路線が運行を再開する予定だ。（５月19日）

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企業の通勤再開

６月上旬を目標に

 　上海市政府は５月19日（木）、各企業の通勤再開について、６月上旬から、新型コロナウイルス感染症感染低リスクエリアにある企業と、小区間の通行を再開することを発表した。

　また５月末までは、非製造業で、出社が必要な一部職務の人が、最長７日出勤することを許可。また、低リスクの区にある企業は、各種条件を満たせば、社用車で社員の送迎をできるとした。（５月19日）

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５２０（我爱你）の日

ジェイのライブ配信が話題

 　「我愛你（愛している）の日」に当たる５月20日（金）と21日（土）、歌手のジェイ・チョウ（周傑倫）が過去に開催したコンサートが、オンライン上で無料公開。すでに１１９７万人が視聴予約をしていることがわかった。

　コンサートは、20日に２０１３年の「魔天伦2013演唱会」、21日に19年の「地表最强2019演唱会」が放映され、それぞれ20時からスタート。微信のミニプログラム「ＴＭＥ　ｌｉｖｅ」や「視頻号」ほか、アプリ「ＱＱ音楽」「酷狗音楽」などから視聴可能だ。

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個人の荷物を発送

６月上旬に再開へ

 　上海市郵政管理局は５月19日（木）、市内20カ所の大型運営拠点が営業を開始。６月上旬には、すべての営業所で、個人郵便物の発送を受け付けられる見込みであることを発表した。

　また、中通快递をはじめとする運送会社も運営を再開しており、個人の配送物も徐々に届くようになっている。中通快递の上海物流センターは、コロナ禍前に比べ８割ほどの社員が現場復帰しており、毎日十数万件の荷物を各営業所に送れるだけの労力が戻ってきていると話す。

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野菜市場など卸市場の利用

48時間以内のPCR陰性証明必要に

　上海市政府は5月20日（金）、野菜や海鮮などの卸市場について、入場に48時間以内のPCR検査陰性証明が必要になることを明らかにした。

　また通行車両については完全予約制とし、消毒や廃棄物の処理作業を徹底する。高齢者など、スマートフォンを持たない人については、別途管理システムを設け、入場記録を取るとしている。（5月20日）

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